導入教材として最近ロシアンメソッドを取り入れています
二つの教材を使っていて
1つは 松田紗江著 ロシアンメソッドによる初級テキスト・ピアノレッスン
もう1つは イリーナ・ゴリン著 不思議な音の国の物語
松田先生の教材は小学生につかっています。
松田先生の講座は以前に伺ったことがあり、弾かない指への意識など新しい発見があり、興味がありました。
ちょうど引っ越して習いに来て下さった生徒さんがこの本を使っていたのですが
音をよく聞いて吟味しながら弾いているのが、素晴らしいなと思いました。
そのお子さんの耳や能力も優れていたのだと思いますが
実際に教材を使ってみて、とても良いなと感じています。
脱力と、音をよく聴きコントロールすることが大切にあつかわれていて、自然に生徒さんもその点に意識がいきます。
シンプルな曲や楽譜なので
生徒さんは大丈夫かな?退屈しないかな?と思ったのですが、
楽しい音、悲しい音をイメージして弾くのをとても楽しんでやってくれます。
これは発見でした
5指のメソッドではないので、指のポジションが自由に動きますが、それにより手首を使ったり、音符を注意深くみることもできます
選曲の幅も広げやすいと思います。
ロシアンメソッド組がどう成長していくか楽しみです