長い曲に取り組む時

まず譜読みしますが、ページをめくるたび

まだある…😓😓と気が重くなり

それだけでも練習がなかなか進まないことも…

そんな時に助けになるのが練習シート✨✨

 

曲のメロディーを整理して

同じメロディーや要素を一度に練習していけるように作った練習シートです。

大体の曲はA-B-Aの形式でできている事が多く

長いとはいえ

同じメロディーを 伴奏や調を変えて 繰り返したりすることが多いです

同じメロディは1枚のプリントにまとめ

2回目 3回目に出てきた時 と の違いを考えながら

練習すると効率的に 譜読みと暗譜が進みます

また、まったく同じ部分は省略しているため

譜読みする部分がかなり少なくなり

心の負担も減ります😅

この曲に取り組んている生徒さんも

このシートを使ってから

ずいぶん譜読みが進みました

だんだん 自分でこういうことをできると良いと思います😊

まずはアイディアをレッスンで伝えていきたいと思います👍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この夏休みには表参道カワイで開催された

モスクワ音楽院のネルセシアン教授レッスンを聴講しました

理想的なレッスンとは…改めて考えさせられました。

レッスン曲は

ラヴェルの鏡やプロコフィエフのソナタなどのレッスンでした

ラヴェルでは
自分の感情を入れ込んで弾くのではなく
何かのイメージや映像を音で描写していく

フレーズごとにどんな映像が自分に浮かんでくるか考え表現していく

湿った音 乾いた音
指に電気が走ってるようにピリピリした音など

曲のキャラクターを考え
音色を選ぶ事が特に大事。

蛾の冒頭、速く弾きすぎると

細かい和声や音の動きに聴衆がついて

いけない

人に分からせる感じでゆっくり弾いた方が良いとのアドバイス✨

なるほど〜😯
綺麗なんだけどなんかよく分からない曲だな〜

やはり弾いた事ないと理解しづらいな🥲
正直思ったのだが、
多少ゆっくり弾いた演奏だと
音のきらめきや意外な音の組み合わせの妙が、感じられ親しみを感じました

道化師の朝の歌では
道化師の歴史、絵画
フラメンコとの関係
プロコフィエフでは演劇
また彼の他のオーケストラ作品との関連
バレエなど
いろんな事に造詣が深く
そんな話や
先生時々弾いてくれる演奏が
本当に素晴らしく✨✨✨✨
自然と
練習もしたくなる感じ。

こういうレッスンが理想的だなあと思いました

そのためには
自分のアンテナもいつでも広げておき

日々自分の練習もしないとなあとつくづく感じました(^_^;)

ポピュラー音楽をレッスンに取り入れるか、賛否両論あるようです。

私は生徒さんがすごく弾きたい曲で、素敵な曲ならば、

クラシックのメイン教材は使いつつ

併用曲としてレッスンに取り入れるのは

良いかなと思っています。

(ファンの方には申し訳ないですが、昔、うっせえわの曲希望の時だけはお断りしました・・

良い点として・・・

ポピュラー音楽ではクラシックの曲より

複雑なリズム、自由な伴奏形などが出てくるので

知ってる曲でも難易度が高かったりします。

それゆえ

基本のリズムをしっかり身につけるチャンスになります。

2声をひく練習にもなります。

弾きたい曲なら生徒さんは頑張って完成できます。

こういう時の生徒さんの成長ぶりにはびっくりします。

去年、あるJPOPを弾けるようになりたいから。。と入会した小学生のAちゃん。

目標があるだけにアドバイスの吸収力が素晴らしく、メキメキと上達し

発表会では生き生きと素敵な演奏を披露してくれました

この後、クラシックの曲にも弾いてみたくなり、両方とも楽しそうに弾いています

今後も心にピピっとくる曲に出会えるようにサポートしたいです。

 

 

 

 

中学生の生徒さん2人が 合唱コンクールの伴奏を務めました

二人とも緊張はしたようですが無事大役を果たしてくれました✨✨

皆で練習した合唱を、ささえる伴奏なので

責任もあり、また中学生は忙しいし…😓で大変だったと思いますが

二人とも時間をやりくりして普段やってる曲より難し目の曲をきちんと仕上げていました。

なんだ、やればできるんじゃない!とツッコミをいれたくもなりますが…😄

この経験を通じて本人がそれを感じることができたのかもしれません

私の方は、

生徒にはほどよいプレッシャーも時には必要✊と

学びました😁

 

 

 

生徒さんがコンクールのリハーサルとして

PTNAステップに参加しました。

以前は 近所の ホールでやっていましたが

コンクールと同じ会場で弾けて講評 ももらえるので

PTNAステップをリハーサル 代わりにすることにしました

これがとても良い経験でした✨✨

広い会場で聴くと
表現の幅や
クライマックスの音の響き
などまだ解決できていない点が浮き彫りになりました。

講評で良い点も改善点も指摘して頂き

生徒さんのモチベーションも高まりました。

また
思っていたサイズの足台やペダル がないとか
冷房が直接当たる席で寒くて手が冷えたとか
いろんなアクシデントがあり😖
準備の点でも役に立ちました(本番ではなくて良かった😅)

きっと他にも

生徒さん自身も気づきがたくさんあったと思います。

今後の成長が楽しみです💓

 

 

早いものでもう発表会の準備開始の時期

教室では練習スケジュール表を渡し、それに沿って準備をしてもらいます

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小学生位の生徒さんだと

まず発表会の日にちがわかっていない場合がほとんどです(私も子供の頃はそうでした)

これを渡すとどれくらいのレッスンがあるのか

意外と時間が少ないことが分かるようです

この表に週ごとの目標を書き、それを達成できるように

練習してきてもらいます。

毎週進み具合を一緒にチェックし

危機感!を共有してもらいます😁

危機感も練習の多大なモチベーションです

計画的に目標に向けて努力するのは

学校の定期試験、その他いろんな分野でも大切な経験です

ピアノの発表会はそんな経験ができるチャンス✨✨です

 

 

 

 

ピアニストの中井正子さん著

幼少時のピアノの練習の様子、パリ国立音楽院の留学生活

師事された井口秋子先生や原智恵子先生のレッスンの様子などが書かれていました。

お母様が大変熱心で幼稚園の頃に3時間も練習していたそうです
当時は大変だったそうですが、子どもは安易な方に流れがちなので、

親が練習するように仕向けるのは大切かもしれないと書かれていました。

(納得!でもそこで辞めなかったのがすごい。。。)

パリ国立音楽院のレッスンは

ベートーヴェン熱情全楽章を1週間でほぼ暗譜で仕上げてもっていく
ようなペースだったとか。

住宅事情で練習時間の確保が難しいときもあったそうで

本当に様々なことを乗り越えてらっしゃったのだなと思いました。

このペースは難しいと思いますが
私も時間をやりくりして もっとレパートリーを増やそう!と決意しました

音楽を通じて生徒さん同士の交流を深める目的で開催しました

内容は音楽カルタ、ミュージックベル、音楽トランプなど。

特に音楽トランプの神経衰弱は盛り上がりました🎶
音符の度数が数字の代わりになっているので難易度がアップ!
度数をパッと判断するのを鍛えるにはすごくいいなと思いました👍
楽しいと覚えるし、やる気も違います

私も生徒と一緒にやり、とても楽しかったです😆
小学生は本当によく笑って、かなり元気をもらいました😆

生徒さんの生き生きした一面に触れることもでき
こういうレッスンも大切だなあと思いました。

先月末に発表会が無事終わりました✨
今回は年中さんから中学二年生までの生徒さんが
参加し、ソロと連弾を弾きました。
塾で忙しい人、いつもより難しい曲にチャレンジした人、初めての発表会の人、様々でしたが
それぞれ頑張り、今までの最良の演奏をしてくれました。

発表会に向けて必要な人には
レッスン動画や連弾の伴奏録音を送ったりしました。

出遅れ気味で心配した子が
ずいぶん堂々と弾いたりして😮
発表会を通して
生徒さんの意外な一面をみる事ができました。

緊張で思わぬミスもあったりで
悔しい所もそれぞれあったと思います

ただ自分の経験を振り返っても
失敗した事ほど身につくもの…、
また新たな気持ちで
私も生徒さんと
頑張りたいと思いました